こんにちは。

本日は、アメリカ合衆国の水不足について取り上げます。


アメリカ合衆国には、
グレートプレーンズと呼ばれて放置されてきた半乾燥地帯があります。
この地帯は第二次世界大戦後、
地球上で最大規模というオガララ帯水層の地下水を利用した灌漑によって、
大規模農業が盛んになったそうです。
このオガララ帯水層は、大穀倉地帯の8州にまたがる化石帯水層で、
水量は4,000㎥(琵琶湖の150倍)もあります。


グレートプレーンズでは、オガララ帯水層の水を揚水ポンプで汲み上げ、
センターピボット方式という
長大なスプリンクラーが円を描くように回って散水する自走式スプリンクラーを使って、
トウモロコシや大豆などを栽培していたそうです。
そのため、オガララ帯水層からの揚水は年々増加し、
年間の涵養水量6~8㎦に対し、年間の揚水量は22.2㎦と3倍の量も使用していたそうです。


その結果、地下水位は年々減少し、
過去30年で平均12m、最大30mも低下したそうです。
これはビルの4階分ですが、オガララ帯水層は日本の面積よりも広いので、
日本列島全体が12メートル沈下するようなスケールの大きい水位低下です。
いずれ枯渇することが危惧されています。


次回も世界での水不足について取り上げていきたいと思います。

NKC EPD室の環境製品紹介はこちらから