こんにちは。

今回は、食用油のリサイクルについて取り上げます。


収集された食用油は、リサイクルの用途に合わせて、
油脂の種類で廃食用油を分別します。

分別された廃食用油は120℃まで加熱し、
40~60分かけて水分を蒸発させて、不純物を分離させます。
さらにふるい機と遠心分離機で不純物を取り除き、
「おりかす」と「油」に分離させます。

分離されてできた「おりかす」は、肥料にリサイクルされます。
分離して「おりかす」を取り除いた「油」は精製し、きれいな油になります。
精製された油は、肥料や石けん、燃料などにリサイクルされます。


使用済みの食用油をリサイクルする際に、
気を付けなければならないことがあります。
天ぷらなど調理で油を使用した場合、
天かす等が油に入っていることがあると思いますが、
その場合はキッチンペーパーなどで、
一度こしてからリサイクルするようにしてくださいね。


次回も分別されたごみが、
どのようにリサイクルされているか取り上げていきたいを思います。

NKC EPD室の環境製品紹介はこちらから