こんにちは。
本日は、人口の数と環境問題をピックアップしました。


近年、ニュースやテレビでも「少子化」の問題が扱われるのをよく目にしますが、
今までの日本では、人口が凄い勢いで増加してきたのをご存知でしょうか?

日本の人口は、奈良時代には450万人、江戸時代初期には1,200万人、
江戸時代末期には3,000万人程度であったといわれています。
それ以降もどんどん人が増え続け、昭和初めには6,000万人、
昭和末期には1億2,000万人まで人口が増えました。
つまり、今までが異常な勢いで増え続けていたと言う事になりますね。
因みに世界の人口もまた増え続け、世界の人口は2014年でおよそ72億4,400万人に増えています。
また世界の人口は1分に137人、1日で20万人、1年で7千万人増え続け、
1年に6千万人が亡くなり、1億3千万人が産まれます。

2014年の総人口ランキングでは、全世界195ヶ国中、日本は10位にランクインしています。
少子化と言う問題は、今まで人口が異常に増えすぎたせいで高齢者を支える国力がなく、
輸入に頼えざるを得ない我が国にとっては致命的な問題でしょう。
資源の数は太古より変わらないのに人口が増え続けてしまうと、
資源が尽き果て、地球が人間を養う事ができなくなるのは容易に考えられます。

ある研究によると、全世界がアメリカ並みの食料消費になった場合、
「40億人も養うことができない」といわれています。
つまり、世界全体がアメリカ並みのライフスタイルを送る事が出来ないという事です。
現状、発展途上国がしているのは大量生産、大量消費です。
この資源や食料が尽きた時、人間はどうするのか?
最悪、資源の奪い合いで戦争にもなりかねませんよね。

先進国では環境改善の為に日々、色んな開発が行われていますが、
やはり、一人一人の意識も大切だと感じさせられます。
無理に節電や節水を心掛ける必要は無いと思いますが、
毎日の生活でもっと身近に取り組めるエコも沢山あるのではないかと思います。
皆さんは、ご飯残さずに綺麗に食べれていますか?

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