2015年08月

こんにちは。

本日も水資源の利用権をめぐって起こっている水紛争について取り上げます。


前回は、ユーフラテス川の水資源をめぐって、
トルコ、シリア、イラクの3ヶ国間で水紛争が起こったことを取り上げましたが、
世界にはこの1件だけではなく、他にも水紛争が起きたり、
水紛争が予測されている地域があります。


例えば、アメリカとメキシコを流れるリオグランデ川や
中国、インド、パキスタンなどを流れるインダス川、
タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ民主共和国、
南スーダン、ケニア、エチオピア、スーダン、エジプトを流れるナイル川、
インド、バングラディッシュ、ネパール、中国、
ブータンを流れるガンジス川があります。


地球上に2%しかない水をめぐって、
多くの国々で紛争が起こっているのですね。


次回は、
今まで取り上げてきた水不足が起きている原因について取り上げます。

そして、9月1日からはブログをお引越しいたします。

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これからはこちらから更新したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

こんにちは。

本日は、水資源の利用権をめぐって起こっている水紛争について取り上げます。


世界には約260の河川系があり、国境をまたぐ河川も存在するそうです。
国際的な水資源の利用権を定めた ”ヘルシンキ規制” など規則がありますが、
問題が生命に直接的に関係することのため、
水資源をめぐり係争が起きています。


例えば、トルコ、シリア、イラクを流れるユーフラテス川では、
水資源の利用権をめぐって争われています。
紛争の発端は、トルコ南部のケバンダム、
シリア北部のタブカダムを建設したことだそうです。
1974年にシリアとイラクとの暫定合意をした上で、タブカダムに湛水を始め、
翌年にはトルコのケバンダムも湛水が始まったことによって、
ユーフラテス川下流で異常渇水に陥ったそうです。
下流域に水が行きわたらなくなったことによって、
イラクとシリアでは穀物の生産量が減少していったそうです。
そのため、トルコ、シリア、イラクの3ヶ国間の関係は、
非常に緊張しているそうです。


次回も引き続き
水資源の利用権をめぐって起こっている水紛争について取り上げます。

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こんにちは。

本日は、水質の汚染について取り上げます。


前回までは川や湖、地下水の水の供給が利用が増えたために、
水不足になっている現状をお伝えしました。
水不足は水の利用増加だけではなく、
水質の汚染も水不足の原因の一つに挙げられます。


日本では下水処理のシステムが整っていますが、
まだまだ整っていない地域もたくさんあります。
適切に処理されていない生活排水や工業排水、
農薬や化学肥料の不適切な使用などによって、
河川や湖沼、地下水などの貴重な水源が汚染されています。
そのため、農業や生活で使用する水として
利用が困難な状態に陥っている地域も増加しているそうです。


また、地下水の過剰な取水によって地下水位が低下し、
海岸部の地下水中に海水が入り込み、
塩分濃度が上昇して
水源として利用できなくなる現象もみられているそうです。


次回は、
水資源の利用権をめぐって起こっている水紛争について取り上げます。

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こんにちは。

本日は、華北平原中部の水不足について取り上げます。


華北平原中部は面積が約62,000平方キロメートルで、
中国の2つの「百万都市」の北京と
天津(総人口 2,600万人)の主な水の供給源だそうです。
華北平原の地下水がこの地域の水供給の90%も占めているそうです。


年間平均で約71億立方メートルの淡水が作られているそうだが、
近年、この地域で供給された水需要は
年間平均121億立方メートルだそうです。
年間の水使用量は、
2030年までに158億立方メートルまで増加すると予測されています。
都市部の生活用や農工業用水の需要が急増しているため、
地下水をひどく過剰にくみ上げらているためだそうです。


そのため、2030年までに平均で浅層地下水位が16.2メートル、
深層地下水位が39.9メートル低下すると推定されています。
地下水位の低下だけでなく、帯水層の枯渇、地番沈下などの
生態学的な問題も引き起こしているそうです。


次回は、水質の汚染について取り上げていきたいと思います。

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こんにちは。

本日は、インドの水不足について取り上げます。


インドでは農家による地下水のくみ上げが拡大し、
地下水の枯渇が深刻化しています。


インドでは、「緑の革命」を契機に高収量品種の小麦が導入され、
1970年代後半にはほぼ穀物自給を達成し、
米を中心とする輸出国に変貌したそうです。
しかし、当初は地表水中心だった灌漑は、
地下水灌漑が全灌漑面積(全耕地の43%)の半分以上を占める状況になったそうです。
そのため、インドでは雨水涵養量の2倍以上の水を
地下の帯水層(地下水で飽和した透水層)からくみ上げています。


地下の帯水層からのくみ上げにより、
帯水層が1~3m低下しており、帯水層が枯渇してしまう恐れがあるそうです。
帯水層が枯渇してしまうと灌漑が困難となり、
インドの穀物の収穫量は25%程度減少するといわれているそうです。


次回も世界での水不足について取り上げていきたいと思います。

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