2015年05月

こんにちは。

前回に引き続き今回も死海を取り上げていきます。


何故そんなに塩分が高い湖が出来たのでしょうか?
実はその立地に特徴があります。


死海は地球上で最も低い位置にあります。
湖面の標高はマイナス400メートルです。
海より低い位置にあるのですね。


この死海は川から流れた水が入ってくるのですが、
この水が出て行く川が無いのです。
つまり入ってくる一方なのです。


それでは湖の水は溢れてどんどん規模が大きくなりそうですが、
死海はそうではありません。


死海周辺の地域は年間通してほとんど雨が降らず、
強い日差しによって大量の水が蒸発します。


水は蒸発しますが、
塩はそのまま残りますのでどんどん塩分濃度が高まったということですね。


1/3近く塩分なので家の一般的な容量200リットルのお風呂で再現しようとすると、
60キロ以上の塩が必要になります。
死海風呂を作るのは現実的に難しそうですね。


こうして例を出してみると自然の凄さがわかりますね。


次回はこの死海が直面する湖面低下問題を取り上げていきます。

NKC EPD室の環境製品紹介はこちらから

こんにちは。

この世界には、身体が浮く湖があります。
名前は「死海」と言うのですが、皆様はご存知でしょうか?
実はその「死海」が今、将来的に干上がってしまうのではないかと懸念されています。


今回から数回に分けて、この「死海」を取り上げて行きたいと思います。


死海は中東イスラエルとヨルダン、パレスチナ自治政府の国境付近にある湖です。
大昔は海だったと考えられている場所ですが長い時間を経て、
海とは分離されて湖となったと言われています。


さて、死海という名前ですが少し物騒ですよね。
実は死海という名前は「塩分濃度が高すぎて、
魚等の生物が生息できない」という所が由来となっています。
普通の海水の塩分濃度はおよそ3%程度だと言われていますが、
死海の水はなんと約30%!!


その塩分のおかげで、なんと人間の身体が全く沈みません!!
ずっとお風呂に浸かっている感覚で水の中で浮いていられるのです。
ここで泳ぐのであれば、浮き輪等は全く必要なさそうです。


これは本当にすごいですね!!
バクテリアや藻等の以外には基本的に生物が生息できないため、
生物の屍骸や糞等もなく、とても綺麗な湖になっているおり、
美容に効果のあるミネラル成分も豊富に含まれています。
そのため近年リゾート地として非常に人気があります。


今回は死海について一部ですが、解説いたしました。
次回は、なぜそんなに塩分濃度が高い湖が出来たのか、
何故干上がろうとしているのかを掘り下げて行きたいと思います。
観光地として取り上げられる事も多いため、ご存知の方もいらっしゃると思います。

NKC EPD室の環境製品紹介はこちらから

こんにちは。

前回は国家の枠にとらわれず、
地域で協力して酸性雨の改善のための取り組みを紹介しました。


では、私達が日常で出来る事とは何なのでしょうか?


・冷暖房や電気、ガスの使用量を削減する。
  冷暖房には大量のガスが使用されますが、
  こうした事を削減するだけでも酸性雨を減らす事が出来るのです。
  全く使わないというのは厳しいかもしれませんが、
  温度の上げすぎ、下げすぎをやめるだけでも
  ガスの使用量は抑えられます。
  また、使用電気量を抑える事で貢献する事も出来ます。


・自動車の使用を控える。
  ガソリンも大気汚染の元になるので、
  酸性雨を促進する事になります。
  電車で行ける場所には電車やバス、徒歩で行くのがエコですね。


基本的に無駄なエネルギーは使用しないという事で、
酸性雨をなくすための貢献ができると言う事ですね。
私達でも十分出来る事はありそうですね。


そういえば、最近はテレビCMや公共施設でも
「エアコン温度を何度にしましょう」といった広告などを見る事があります。


無駄の削減と言うのは一度贅沢を経験すると、
意識しないと減らす事は難しいですが、
私も頑張ってまずはしっかり意識して無駄を省く事で、
酸性雨をなくすための貢献をしたいと思います。


とにかく、雨が降ったらすぐに傘をさすという努力は徹底して行いましょう!!

NKC EPD室の環境製品紹介はこちらから

↑このページのトップヘ