2015年04月

こんにちは。

今回は、食用油のリサイクルについて取り上げます。


収集された食用油は、リサイクルの用途に合わせて、
油脂の種類で廃食用油を分別します。

分別された廃食用油は120℃まで加熱し、
40~60分かけて水分を蒸発させて、不純物を分離させます。
さらにふるい機と遠心分離機で不純物を取り除き、
「おりかす」と「油」に分離させます。

分離されてできた「おりかす」は、肥料にリサイクルされます。
分離して「おりかす」を取り除いた「油」は精製し、きれいな油になります。
精製された油は、肥料や石けん、燃料などにリサイクルされます。


使用済みの食用油をリサイクルする際に、
気を付けなければならないことがあります。
天ぷらなど調理で油を使用した場合、
天かす等が油に入っていることがあると思いますが、
その場合はキッチンペーパーなどで、
一度こしてからリサイクルするようにしてくださいね。


次回も分別されたごみが、
どのようにリサイクルされているか取り上げていきたいを思います。

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こんにちは。

今回は、ガラス瓶のリサイクルについて取り上げます。


回収されたガラス瓶は、白、緑、黒、茶の色ごとに分別します。
ふるい機にかけ、細かい不純物などを取り除きます。
その後、手作業で大きなガラス以外の不純物を取り除きます。
破砕機で瓶を細かくガラス片に砕き、
ガラス以外の異物を排除し、きれいなガラス片だけにします。
ガラス片だけになったものを溶かし、
再びガラス製品に生まれ変わります。


ガラス瓶をリサイクルに出す際に、
貼ってあるラベルを剥がすべきかどうか
疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
上記のリサイクル工程でも紹介しましたが、
最終的にガラス片を高温で溶かすため、
ラベルが付いていてもその際に燃えてしまうので、
ラベルがついていても問題ないそうです。

しかし、王冠やアルミキャップ、
ガラス瓶口部の金属シールなどがついていると、
溶けずに残って、キズやヒビの原因になるそうです。
キャップを取るのが原則ですが、
ケガのないよう十分に注意しなければなりませんね。


次回も分別されたごみが、
どのようにリサイクルされているか取り上げていきたいを思います。

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こんにちは。

今回は、充電式電池のリサイクルについて取り上げます。


回収されたニカド電池、ニッケル水素電池、
リチウムイオン電池の充電式電池は、
各成分によって、さまざまなものに生まれ変わります。


まず回収された充電式電池は、手作業で分別をされます。
その後、電池パックなどを解体、分離し、電池単体の状態にします。
熱処理を行ったのち、粗カドミウム、鉄・ニッケル滓、
コバルト・鉄・アルミニウム・銅混合滓などの再生資源になります。
再生資源からニカド電池や鍋などのステンレス製品、
磁石などに生まれ変わります。


電池のリサイクルについて、2回に分けて取り上げましたが、
リサイクル時に気を付けなければならないことがあります。
それは発熱や破裂、発火を防ぐために、
電池の端子の部分をセロハンテープ等で絶縁してから、
リサイクルすることです。
ただリサイクルするだけではなく、
正しいリサイクルの方法でリサイクルしなければなりませんね。


次回も分別されたごみが、
どのようにリサイクルされているか取り上げていきたいを思います。

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